きっかけは中学の時、些細な事で担任の先生が怒って教卓を蹴ったことでした

私は小さい頃から人見知りで、
クラスでもあまり目立つ方では無かったと思います。

自分の中では「みんなに好かれたい、嫌われたくない」と
いつも思っていました。

中学二年の頃までは何も支障なく学校に行けていましたが、
社会不安障害を発症したきっかけなんじゃないかと思う
出来事がその頃にありました。

1限目が始まる前に10分位のHRがあったのですが、
その時に些細な事で担任の先生が怒って教卓を蹴ったんです。

その時私は1番前の真ん中の席に座っていました。

普段から怒りっぽい先生だったのですが、
何故かその時だけとてもびっくりしてしまい震えが止まりませんでした。

とにかくその時は震えている自分を後ろにいるみんなに見られたくなくて、
震えを止めようと必死でした。

結局HRが終わるまで震えは止まらなかったです。

その後その事について誰にも何も言われませんでしたが、
それから視線大きい音を必要以上に気にするようになって、
授業中も震えたらいけないということに必死で硬直していました。

高校になってから電車通学になり、
電車に乗ると視線を気にして震えたり吐き気がしたりという症状も出てきて、
学校もたまに休むようになりました。

高校二年の頃に、なんとなく自分の症状をインターネットで調べました。

その時に視線恐怖症、対人恐怖症、
社会不安障害などという病気があることを知りました。

そしてそれは治るということを知り、
まず近くの心療内科に行ってみようと決めました。

両親にもこんな症状で悩んでいることを黙っていたので、
初めて打ち明ける時はとても言い難かったですが、
病院に付いて行ってくれると協力してくれました。

そして初めて病院に行き、あがり症克服や社会不安障害についてなどの冊子と
薬を出してもらいました。

薬は効果が出るまで2週間くらいかかると言われていたので、
飲み始めは副作用もありましたが、病院に通いながら頑張って続けました。

合う薬なども考えて下さって色々な薬を飲んだりして、
副作用が辛く学校に行けない日があったり、
もう消えてしまいたいと自己嫌悪になったり、辛いことも沢山ありましたが、
少しずつ視線や音に対する恐怖や緊張感なども無くなっていきました。

薬を飲み続けながら、なんとか高校を卒業して、専門学校に進学しました。

それから薬からも卒業することが出来て、
アルバイトですが三年くらい問題なく生活出来ていました。

ですが突然再発してしまったんです。

アルバイトは接客をしていたんですが、今まで問題なく出来ていたのに、
何故か視線を感じると震えが止まらなくなり、
その仕事を続けることが出来なくなって辞めてしまいました。

そして今、昔以上に症状が悪化したように思います。
家族と食事することさえも辛いです。

何が原因で再発してしまったのか分からないのですが、
今思うのは、薬は確かに症状を緩和してくれました。

ですが根本的な治療にはならないと思います。

病院に通っていた当時はカウンセリングも受けていましたが、
途中で行かなくなってしまいました。

辛い症状が無くなることは確かに大切ですが、
一番大切なのはカウンセリングなどで根本的なところの心の治療というか、
トラウマを克服したりすることなのかなと思います。

現在も社会不安障害は克服出来ていませんが、
これからちゃんと治すことが出来るように頑張っています。