社会不安障害と気付いたきっかけは、店員さんと話そうとすると言葉が出なかった時でした

私が社会不安障害をはっきりと体験したのは、
今から10年ほど前に1日12時間以上毎日、
パソコンの前に張り付いて作業するような仕事をしていたときのことです。

休日に買い物をするためにお店に立ち寄り、
店員さんと話そうとすると言葉が出ない。

とにかく緊張してボーッと上がってしまって、
自分がなにを話せばいいのか分からない状態になったのです。

そのときはおかしいなと思いながらもやり過ごしましたが、
会社内でプレゼンをしなければならないときに、
その症状は決定的なものとして表面化しました。

資料を用意したにも関わらず、
緊張、赤面、同じ言葉を何回も繰り返すなどして
自分が言いたいことの10分の1すら言えずに、
そそくさとプレゼンを終わらせてしまいました。

もちろん評価は最悪なものでした。

その後、はじめて会う人との会話が困難になってくるなど、
次第に症状は悪化し、仕事を辞さなければならない所までいきました。

現在は前職とは違った職業についています。

私は子供の頃から
具体的な社会不安障害の症状を持っていたわけではありませんが、
子供の頃から不安は強く、内向的な性格を持っていました。

ストレスの蓄積により発症したと考えられます。
しかし、そうなってしまった自分を否定する必要はありません。

生涯有病率は10%を越えるなど比較的高い病気です。
完全に症状がなくなるほどに克服したという事は難しい事でしょう。

それなら受け入れて、
その個人個人にあった行動や仕事をすれば良いのです。

人と折衝する仕事をしなければいけないわけではないし、
飲み会に参加しなければいけないわけでもない、
人と話して死ぬわけではない。と気楽にかまえることにすると、
症状も軽減されると実感しています。

ある頃から初対面の人と話す時や人前で字を書く時に、とても緊張するようになりました

私はもともと人と接することが苦手です。
小さな頃から人見知りでした。

しかしそれなりに仲良くできる友達はおり、
特に問題はありませんでした。

ところがある頃から、初対面の人やたまにしか合わないような人と話すとき
とても緊張するようになりました。

大人数のなかで話すときも、
人前で字を書くときも緊張して手が震えるようになりました。

緊張しないように落ち着こうとすればするほど余計に緊張してうまく話せず、
それがまたさらにトラウマとなって「また緊張してうまく話せないのではないか」と、
不安になるという悪循環に陥っていきました。

仕事においては、電話や接客などがうまくできないので
その種の仕事を避けるしかありませんでした。

友達との付き合いでも、気が許せる友達としか会わなくなりました。
本当はそんな理由で職種を制約したくないし、もっと友達と仲良くしたいです。

コミュニケーションをうまくとっていきたいです。
インターネットで私の症状を調べると社会不安障害なのではと考えました。

いろいろと調べてみると、心療内科に通い、
薬を服用して治すという意見が多かったので、
それで克服できるならと心療内科に通ってみることにしました。

やはりそこでの診断は「社会不安障害」で、
しばらく薬を飲みながら様子を見ていきましょうと言われました。

しばらく薬の服用を続け、なんとなく薬が効いているような気もしましたが、
なんとなくしかわかりませんでした。

医者にも「もう大丈夫でしょう」と言われ、ひとまず治療を終了しました。

その後、初対面の人と話す機会がありましたが、やはり緊張しました。
以前とあまり変わらないぐらいです。

もうどうしていいのかわからなくなりました。
だけど、私は人とうまくコミュニケーションがとれるようになりたいんです。

あらゆることに自信がないから不安になるんだろうと思い、
自信が持てるように頑張ろうと決意しました。

自信が持てるものがあれば少しくらい緊張したって大丈夫、
人前で緊張しない人の方が逆に少ないと思うようにしました。

今はできるだけネガティブな発想をしないよう、
頭の中をポジティブな考えで満たすようにしています。

気のせいかもしれませんが、
少しずつ、人と合ってもあまり緊張しなくなってきたような気がします。

このまま克服できたらと思うばかりです。