社会不安障害で発作が出た時の対処法

社会不安障害は、その人が苦手な状況になると症状が強くなります。
それ以前に、苦手な状況がある予定が入っただけで不安が起きることがあります。

「またきちんと話せなくて怒られるかもしれない」
「一緒に食事をするとまた食べられなくて、残したら嫌われるかもしれない」など、
人それぞれです。このような先読みを予期不安といいます。

予期不安と社会不安障害の関係

時間や場所に近くなると、身体の症状に注意がいってしまい、
緊張・不安がどんどん高まって恐怖心が出てきます。

この恐怖がまた次に起きるかもしれない予期不安が起きると、
同じ状況を避けたくなる、または避けてしまうのです。

そのような状況を、社会不安障害の方は
どのように対処しているでしょうか?

限界でもう耐えられないほどの苦痛を感じながらも
必死でやっている人もいるでしょう。

社会不安障害の発症自体は10代~20代が多いですが、
就職してから苦手な状況が多くなって、
30代~40代頃になってからようやく受診する人も珍しくありません。

今、もう苦痛を感じているのなら、それは病気のせいかもしれません。
耐えて耐えて、ついに退職へ追い込まれたり、引きこもりの原因にもなります。

その症状が治療で和らぐなら、早めに対処することを考えてみましょう。

恐怖を感じるような場所や状況で苦しくなった時、
まずはその場を離れてみてもいいのではないでしょうか。

それは逃げることだ、悪いことだと思っていませんか。
社会不安障害の人は、乗り越えるためにあえて状況にとどまることを選んでいる人もいます。

社会不安障害の発作への対処法

社会不安障害の発作への対処法として、
行動療法が有効とされています。

行動療法の1つであるエクスポージャー法と言われる、
いわば不安・緊張状態にあえてさらされ、
対処法を予め決めて、実際に発作が起きた時に
同じ事をして緊張や恐怖を軽減させるのです。

例えば、発作が起きそうな時や起きた時に、呼吸、筋肉をギュっとして弛める、
軽い運動するなどのリラックス法を取り入れます。

緊張状態を自分で解消させる、刺激に慣れていくことで、
新しく「大丈夫、怖くなかった」と学習していきます。

そうして何度も身体に覚えさせ、
苦痛を感じない状況から、実際の状況まで細かく計画していきます。

1つ大丈夫だったら1つ前へ出る、
ダメだったら1つ戻るという作業を繰り返しながら
ゆっくりと近い状況に向かいます。

合わせて、呼吸法などのリラックス法を身につけていき、
不安や緊張を感じた時に実践してみます。

薬の種類には定時に飲む薬の他にも、
一時的に不安を取り除く薬を頓服として使用します。

ゆっくり時間をかけて、
少しずつ慣れていくやり方のほうが無理をしないで済みます。

一人で頑張り過ぎず、誰かに協力してもらうことも大切です。

社会不安障害の相談窓口(受診前)

誰に相談したらいいか分からない時や専門家に相談したいときには…

  • 市町村の保健所、保健センターのこころの電話相談
  • 都道府県の精神保健福祉センター
【企業などの健康保険組合に加入中の方】
健康保険組合が健康相談会社と契約していれば、
こころの健康相談を24時間無休体制で対応、
電話・メール・面談を実施しています。

相談だけでなく、医療機関への紹介も行なっています。
職場に知られることはないので、大丈夫。

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